
Windows 10のサポート期限
Windows 10のサポート期限は2025年10月15日に終了となります。
Windowsを継続して使用する場合、ユーザーはWindows11への移行準備を進める必要があります。
理由はアップデートを怠るとセキュリティリスクやソフトウェアの互換性問題など、ユーザーに大きな影響を及ぼすためです。
サポート期限が設けられている理由
サポート期間を設ける理由の背景には、ソフトウェアの安全性と品質を維持するためという重要な目的があります。技術の進歩に伴い、常に新しい脅威が出現するため定期的にセキュリティパッチやアップデートが必要となるためです。
と、マイクロソフトはずっと言い続けています ^^;

でも、バージョンアップの度に端末(PC)を買い替えてたらたまりませんよね? ブラウザをメインに、たまにOffice系ソフト(WordやExcelなど)を使う程度のユーザーにとっては完全にオーバースペックですよ、、 (・・;)
とは言っても、ほったらかしのまま使うとセキュリティリスクが増してしまうことになるので、Windows10のまま使うのは止めましょう。
Windows11へのアップグレードは無料でできる
多くのユーザーはWindows 11への無料アップグレードが可能です。
Microsoftは、特定の条件を満たすWindows 10ユーザーに対して、無料でWindows 11にアップグレードできる「インストールアシスタント」「インストールメディアの作成」「ディスクイメージ(ISO)」を提供しています。
特定の条件をチェックする方法は?
Microsoft社が「 PC正常性チェックアプリ 」を提供しており、ダウンロードしてチェック可能です。

Windows 11のシステム要件を満たしていない場合
以下のように表示され、そのままではWindows 11をインストールすることができません。

この結果を見ただけであきらめるのは早すぎます ^^; そもそも、そのパソコンはどのような用途で使っていますか?
業務というわけではなく、あくまで個人用として使っているPCであれば、ゲーム(グラフィック系)やドロー系ソフトを使用していない限り、ほとんどの場合はオーバースペックの可能性が高いです。
『Linux Mint』という選択肢
「PC正常性チェックアプリ」の実行結果がWindows11のシステム要件を満たしていない場合でも、回避策を適用すればWindows11のインストールは可能なようです。あまり勧められませんが、、^^;
そこで提案します。『Linux Mint』という選択肢を!
そのメリットは以下のとおりです。
- Windows 10スペックで快適動作
- Windows 10/11に近いGUI操作性
「Windowsユーザが親しみ易いLinuxディストリビューション」、これがLinux Mintを使って得た所感です。具体例を示します。
・USBから手軽にインストールでき、お試し利用も可能(日本語環境も同時インストール)
・LibreOffice安定版(Still)やWindowsペイントなどのアクセサリ相当も同時インストール
・ブラウザは、Firefoxが同時インストール
・Windowsと同じGUI操作、スタートメニューやタスクバー位置(モニタ下、左側)も同じつまり、お試しインストール直後から、Windowsと殆ど同じ感覚でPC操作ができます。OS乗換を意識せず、Windows操作経験をそのまま活かしたLinux Mint操作ができるのが最大の特徴です。
LibreOfficeが使えれば、資料作成なども直ぐに開始できます。しかも、Mintをインストールする前に、実機で試せます。「MintがWindowsからの移設」を目的の1つとしているからだと思います。
出典:Happy Tech Blog

Windowsからの移設が容易。でも、最大の魅力はOSS(Open Source Software)であると言えます。
その理由については、以下の記事が参考になるかと思います。
そういう場合は、「Wine」というソフトウェアをLinux Mintにインストールすれば、Windows用のソフトウェアを動かせるようになります。 ※但し、すべてのソフトウェアの動作が保証されるものではないため注意は必要です。
「Linux Mint」への置き換えを支援します!
Linux Mintインストールに関するお問合わせは、こちら からお願い致します。