真実の日本史

【日本にLGBT法案がいらない理由】あの戦国武将もバイセクシャルだった
そもそも、LGBTとはどういった意味の言葉なんでしょうか?LGBTは、セクシュアルマイノリティの総称のひとつですが、いろんな単語の頭文字によって構成されている言葉です。ちなみに漫画の題材となることも多い戦国武将には男色を楽しんだ方がたくさんいたことはご存知でしょうか?

【富士講とは?】東京でも登ることができる「江戸七富士」ができたわけ
徳川時代、山岳を信仰の対象にし、講を設けて集団登山する習わしがあったことをご存知でしょうか?それまでは信仰の旅が主流であった庶民のあいだに「物見遊山」の旅が広がっていきました。「伊勢詣」とあわせて、江戸を中心に広まったのが「富士詣」です。

【先祖株組合とは?】「農業協同組合」の原型を作った大原幽学という人
大原幽学が第一に行ったのは、「先祖株組合」の設立です。その内容は加入者が五両に相当する耕地を提供する。耕地が生む利益を無期限に積み立てる。その目的は、「親先祖を楽しましむるため」というものです。先祖株組合は、協同組合の原型ともいわれています。

【犬目の兵助とは?】罪は罪でも村民(公共)のためにおこした行動は大目にみてもらえた徳川時代
ここにも、意外な徳川時代がありました。磔刑(たっけい)を受け、逃亡した囚人を改めて処罰しようとはしなかった。罪は罪でも、それは村民(公共)のためにおこした行動であるからして大目にみる。こういった抜け穴が存在していたのが徳川時代だったようです。

【ハチエモンが書いた勧農教訓録】牢内でも基本的人権が保障されたわけ
上野国(群馬県)那波郡川越藩前橋分領東善養寺村の百姓であるハチエモンだけが永牢を申し渡されたという、その無法な話の事情は明白ではないですが、藩庁が手心を加えてくれたエピソードや、百姓は侍と平等だと書いた「勧農教訓録」を牢内で書き上げたという話には驚きます。

【にいなめさい】11月23日の「新嘗祭」が、「勤労感謝の日」になったわけ
新嘗祭は「にいなめさい」と読みます。誰も教えてくれないから、読めもしないし、なんのこと?という感じですよね。新嘗祭とは、その年の収穫に感謝して新穀を神様にお供えし、来年の豊穣を願う行事です。11月23日は「勤労感謝の日」という国民の祝日でもあります。

【無銭旅行や歌舞伎見物からわかる】広く底辺の大衆にまで及んでいた江戸時代のエンタメ
歌舞伎見物のように江戸時代は文化的享楽が広く底辺の大衆にまで及んでいました。お伊勢参りもその代表的な例で、参拝者は講を作って旅費を積み立て、集団で物々しく出で立ち、所縁の恩師の家に泊まりました。このお伊勢参りが何百万という集団参詣に膨れ上がるのが「おかげ参り」です。

【花押とは?】江戸時代にあった民衆の権利意識が見えてくる
徳川時代は、農民をはじめとした民衆が、権利意識を持って生きていたことがよくわかります。村として花押の使用が確認された近江国今堀村や、大坂で起きた「文政六年千七ヶ村国訴」、盛岡藩領で起きた一揆で百姓達が役人に言った言葉でもよくわかります。

【西南戦争とは?】「虎狼の群れ」に等しい国際社会で生き残るために争った最後の内戦
朝日新聞隆盛の礎を築いたひとりである池辺三山の父「池辺吉十郎」が、西郷の反乱に与して戦った西南の役を辿ります。熊本隊が決起した健軍神社、熊本城と続き、最後は激戦の地田原坂です。田原坂には両軍合わせて1万3,082の名が刻まれる慰霊碑があります。

【生麦事件と馬関戰争】開国して始まる屈辱的外交によって起きた事件
幕府主導にせよ、薩長主導にせよ、強力な中央集権国家を形成する以外、ペリー来航以後の局面に対応する途はなかったのが明治維新なのです。そんな国家存亡の危機の中、生麦事件と馬関戰争は起きました。