【A.Iの活用方法を考える】アナログ人間にもわかるChatGPTの使い方

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最近、何かと話題の「ChatGPT」ですが、実際のところ、どうなの?

そういった声が聞こえてきそうな昨今なので、早速調べてみました。

まず、「ChatGPT」をネットで検索してみると、メリット・デメリットについては大体こんな感じに集約されそうです。

  • 多角的な視点から情報収集ができる
  • ある事項について調査する時間が大幅に短縮できる
  • 相談するツールとして使える
  • 情報の正確性に欠ける
  • 専門性が高い質問には答えられない
  • 答えがない質問には答えられない
  • 個人情報や機密情報が漏洩する恐れがある

このメリット・デメリットを正しく理解しておくことが重要なんだと思います。

では、まずは使えるようにするための設定、「アカウント」を開設するやり方です。

ChatGPTのアカウント開設方法

OpenAI社の公式ウェブサイトへアクセスし、アカウント登録を行います。

アカウント登録の流れ

  1. ChatGPT のサイトにアクセス(上図)
  2. 「Sign up」をクリック(上図)
  3. メールアドレスまたはSNSアカウントでサインアップ
  4. 確認メールをチェック
  5. アカウント名を入力
  6. 電話番号を入力
  7. 認証コードを入力
  8. 登録完了

No.3 以降について順を追って説明します。

メールアドレスまたはSNSアカウントでサインアップ

メールアドレスで登録するか、もしくは、Google や Microsoft のアカウントを選択することも可能です。メールアドレスを選択した場合は、パスワードを設定します。

選択とはいえ、なぜ、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントでの登録を求めてくるのか?について考えたことはありますか?

このようなビッグデータとして蓄積されていくような情報は、可能な限り各データを紐づけたいからなんだと思います。

ChatGPTのようなチャットポッドは、会話形式でやり取りできるのと並行して、その情報は収集されるということが前提となっているものです。

これら収集された情報を構造的に分析するには、同一人物が所有するGoogleドライブやOneDriveに存在する情報はとても有効に働くでしょうね💦

したがって、リスク軽減のためには、できれば使用頻度が低い、E-Mailアドレスによるアカウント登録をお勧めします。

入力したら、「Continue」をクリックします。

確認メールをチェック

登録したE-Mailの受信箱を開き、ChatGPT からの確認メールが届いていることを確認します。

メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性があるのでチェックしましょう。

「Verify email address」をクリックします。

アカウント名を入力

日本語でも大丈夫です。

入力したら「Continue」をクリックします。

電話番号を入力

日本+81を選択し、入力する電話番号は先頭の0は除いて入力します。

「Send code」をクリックします。

指定した電話にSMSが届くので、「認証コードを確認」します。

認証コードを入力

認証コードを入力し、「Verify」ボタンをクリックします。

登録完了

以上で登録は完了です。

では、実際に使ってみましょう。

情報収集ツールとして使ってみる

まずは、ChatGPTを使用するメリットとしてあげた下記2項目について試してみます。

  • 多角的な視点から情報収集ができる
  • ある事項について調査する時間が大幅に短縮できる

歴史に対する見解を問うてみた

使い方は至ってシンプルです。

Send a message… と書かれたフォームに質問を入力して送信します。

予想どおりの回答が返ってきたことに対しては驚きはないですが、もっともらしく聞こえるコメントが添えてあるところがヤバイ💦ですね。これで、ほとんどの人は騙されると思います。

多角的な視点から情報収集ができる

歴史観や政治思想にかかわるような情報収集に使用することには危険が伴うと理解しておく必要があると思います。つまり、もっともらしい回答でも真実ではない可能性が高いと言えるでしょう。

ある事項について調査する時間が大幅に短縮できる

調査する時間が大幅に短縮できるのは間違いないです。

法律に関して問うてみる

主観が入るものは避けるようにした上で、どのような情報収集には使えるでしょうか?

主観が入る余地のない法律に関しては、一次調査用のツールとして使うのは有りじゃないでしょうか。

エンタメとして

ご覧のとおり、十分使えます。

相談相手として使ってみる

意外にも、この使い方が最も需要があるのかもしれません。

しかし、悩みの解をチャットボットに求める行為自体どうなんでしょうか?

最初はアドバイス程度に受け取っていたとしても、そのうち、先ずはチャットボットに聞いてみようみたいな依存症になっていくと予想します。

何故なら、そのほうが自分で考えるより楽だからです。

もっと言うなら、管理者側に悪意があるとするとコントロールされることにも繋がりますよね💦

デメリットを検証する

情報の正確性に欠ける

あたり前ですが、AIの特性上、情報が乏しいものは全く機能しないと思ったほうがいいです。

思わず笑ってしまうぐらい、デタラメですね。

つまり、情報が少ないものは、フェイクもまかりとおるということなんでしょう。

しかも、本物の現市長はChatGPTについて、このように発言しています。

市はことし9月末までに検証報告書と利活用のガイドラインを取りまとめ、本格導入を目指すことにしています。

大西市長は「ChatGPTの最新の技術について適切なリスク評価を行ったうえで、積極的に活用を検討したい」と話していました。

出典:NHK 熊本 NEWS WEB > 業務に活用へ 熊本市が対話式AI ChatGPTの実証実験

何故にそんなに急ぐの?というのが率直な感想です。💦

専門性が高い質問には答えられない

以下の調査結果から、「専門性が高い質問」というより、「情報量が少ないものには答えられない」が正しい見解と思います。

ハードウェア記述言語(VHDL)

専門性が高くても、プログラミング言語のような需要が高いものは答えてくれます。しかも、コピペし易いように「Copy code機能付き」です。

鉄道車両の分類記号

専門性が高くても、根強いファンがいるようなものは答えてくれます。

世界初の協同組合と言われる「先祖株組合」について聞いてみた

世界的評価が高いものでも、需要が高くなければ(情報量が少ない)答えてくれません。

答えがない質問には答えられない

プログラム言語に関する質問や法律に関する質問に対しては主観は殆ど入り込めませんし、明確な答えを持つことができるためChatGPTにとっては得意分野なんだと思います。

これに対して、思想・哲学など主観に影響されるようなものは、答えてくれない(と言うより信じては駄目)と考えたほうが良いでしょう。

答えがないもの」とは、見る位置や立場によって「答えが全く変わるもの」と認識しておいたほうがいいでしょう。歴史観はその典型です。

誠ちゃん
誠ちゃん

戦後の歴史教育も同じで鵜呑みはNGです

個人情報や機密情報が漏洩する恐れがある

実際に具体的な個人情報で試すわけにはいきませんが、個人を特定できるようなデータを入力して調査するとか、社内で進められている開発品に関わる技術調査で使用する場合などが想定されます。

導入に積極的な自治体が、どのように規制するのか気になりますね。

ChatGPTの上位階層にチェッカーのようなソフトを実装させるなど、機械的に制限しない限り間違いなくトラブルは起きるでしょうね💦 何故なら、使う方が絶対に楽だから。

まとめ

最後に、実際に使ってみた個人的な所感です。

ちなみに無料版から有料版へのアップグレードを行わない限り無料で使用可能です。(2023/5/27)

チャットボットは、もう使わざるを得ないテクノロジーのひとつになっているのは間違いないでしょうね。しかも、また政治主導で広める動きになっているのでは?と勘繰っています。💦

政治的背景はとりあえず置いておいて、とにかく文章作成能力が高く、中身が使えなくても、その文章構成を流用するだけでもライティング効率は劇的に向上することになると思います。

特にプログラミングに関しては、補助ツールとして十分活かせるのではないでしょうか?

でも、冒頭にも書きましたが、メリット・デメリットを正しく理解しておくことが非常に大事なことです。

情報が薄いものには全く信憑性がなく、主観が入るような回答については絶対に鵜呑みにしては駄目ということを肝に銘じて使用すべきでしょう。

「諸刃の剣」のようであるチャットボットを、まだ民間での検証が十分でない状況にあるにもかかわらず、先駆けて採用を表明しているような行政機関は如何なものか?と思いますけどね。

個人データの格納庫のような行政機関が、信頼・安全性よりも効率性を重視する態度には違和感しかありません。💦

誤解なきよう念のため書きますが、「使用するな」と言っているわけではなく、行政が使用するにはあまりに拙速では?ということです。急ぐ理由が謎なのです。

誠ちゃん
誠ちゃん

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

オンラインエンジニア養成プログラミングスクールRUNTEQ
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