【2025年版】Cardano発の注目プロジェクト「Midnight(ミッドナイト)」とは?エアドロップ情報(Glacier Drop)も詳しく解説!

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暗号資産業界で今注目を集めているプロジェクトの一つが、Cardano(カルダノ)エコシステムから生まれたMidnight(ミッドナイト)です。

本記事を読めば、Midnightの概要や仕組み、トークン情報、エアドロップの詳細などを理解することができます。

Midnight(ミッドナイト)とは?

Midnightとは、Cardanoブロックチェーンを基盤とするプライバシー重視のパートナーチェーンです。

個人情報や機密情報をブロックチェーン上で安全に扱うために設計されており、次世代のWeb3アプリケーションを支える中核技術と期待されています。

※Midnight公式サイト

特徴と仕組み

Midnightは「サイドチェーン」ではなく、パートナーチェーンとしてCardanoと並行して動作する独立性の高いチェーンです。

特徴 内容
プライバシー保護 ゼロ知識証明(ZKP)を活用し、利用者の機密情報を秘匿したままブロックチェーン処理が可能。
RegTech対応 KYCやAMLなど、法的規制に対応しやすい構造。金融・医療など高度なプライバシー要件を満たせる。
TypeScriptベース 開発言語「Compact」を使い、JavaScript/TypeScript系開発者にとって参入障壁が低い。
Cardanoとの連携 Cardanoと相互運用可能なパートナーチェーン。データ転送や資産移動の連携が可能。
エンタープライズ用途に最適 企業や公共機関がWeb3技術を活用する際の安全性・透明性・遵法性を担保。

プライバシー重視

個人情報や機密情報をブロックチェーン上で安全に扱うために設計されている

誠ちゃん
誠ちゃん

何のために?

以下に説明します。

具体的には、「ゼロ知識証明(ZKP)Zero-Knowledge Proof」という技術を使うことで、

  • 自分が知っていることだけを証明し、
  • 相手に情報を渡さない、
  • 安全でプライバシーを守る。

ということです。

具体的な用途をあげると下表のようなものが考えられます。

アプリケーション領域 使用例 ZKPのメリット
本人確認(ID) eKYCで「成人である」ことだけを証明 年齢などの条件を証明するだけで、名前や生年月日は非公開のまま
Webログイン パスワードレス認証 パスワードを送信せずに認証できるため、漏洩リスクを大幅に削減
金融取引(DeFi) 匿名での送金・ローン申請・信用スコア 送金額やアドレスを隠したまま、正当性を第三者に証明できる
選挙・投票 ブロックチェーン上での匿名投票 誰がどの票を投じたかを秘匿したまま、有効票であることを証明
医療データ共有 健康状態や検査結果の一部だけを証明 プライバシーを保ちつつ「コロナ陰性」などを証明可能
サプライチェーン管理 正規ルートで流通したことの証明 具体的な企業名を伏せつつ、信頼できる経路を証明
誠ちゃん
誠ちゃん

つまり、管理者を信用できない場合(例えば自公政権 ^^; )においても、個人情報の漏洩を心配する必要がなくなります。

トークン情報:NIGHTとDUST

Midnightには2種類のトークンが存在します。

1. NIGHT(ナイト)

  • 役割:ガバナンス・ステーキングなどに使用されるユーティリティトークン
  • 最大供給量:30,000,000,000(300億)NIGHT
  • 価格(2025年8月時点):約 $0.00036(※参考値、変動あり)

2. DUST(ダスト)

  • 役割:取引手数料やネットワークリソース管理に使用される内部トークン

エアドロップ情報(Glacier Drop)

Midnightはエアドロップ「Glacier Dropを実施中です。

Glacier Dropは、従来の「対象ユーザーのウォレットへトークンを単に配布する」形式のエアドロップを発展させたものです。

この仕組みは、公平性および整合性を高め、悪意あるユーザーによる不正利用を防ぐための工夫が施されています。

その一例が、請求されたトークンが段階的にthaw(解凍)されるプロセスであり、Glacier(氷河)という名称の由来にもなっているようです。

Glacier Dropの対象となるのは、以下のネイティブトークンであり、$100相当以上保有していた方となります。

  • ADA(Cardano)
  • BTC(Bitcoin)
  • ETH(Ethereum)
  • SOL(Solana)
  • XRP(Ripple)
  • BNB(BNB Chain)
  • AVAX(Avalanche)
  • BAT(Brave)

Snapshotは、各ネットワークごとにランダムに選ばれた過去の時点で取得されています。

トークンの割り当ては、、保有額および各ネットワークに配分された供給量に応じて分配され、その内訳は以下のとおりです。

  • Cardano:全体の50%
  • Bitcoin:全体の20%
  • その他6名柄:残り30%を、USD建て評価額に基づき按分

上記割り当ては、すでに実施済みの過去のSnapshotに基づいたものであるため、新規エントリーや不正登録は不可能な仕組みになっています。

公式での情報によると、Snapshotは、「2025年6月11日 0:00UTC(9:00 JST)に実行されました。

請求が成功したトークンは、Redemption(償還)期間中に、段階的にthaw(解凍)され、請求されなかったトークンは次のフェーズ(Phase 2:Scavenger Mine)に繰り越されます。

Phase 2:Scavenger Mineでは、参加条件が拡大されるようです。詳細についてはホワイトペーパーをご参照ください。

Phase 3:Lost-and-Found は、Midnightのメインネットがローンチされた後に開始され、請求期間は4年間です。対象は、Glacier Dropの最初の請求期間中(60日間)に請求が行われなかった、本来の請求資格を持つアドレスとのこと。

Glacier Drop の請求期間は、2025年10月4日まで

Snapshotが取られた日時(2025年6月11日午前9時)に対象のネイティブトークンを保有していた方は、10月4日までに請求を行いましょう。

請求方法を以下に説明します。

公式 NIGHT トークン請求ポータルから

https://claim.midnight.gd

『START A NEW CLAIM NOW』をクリック

該当するネットワーク(実施例:Cardano)を選択します。

YOROIウォレットやMETAMASKのように、ブラウザウォレットから接続する場合は、「Browser wallet」➔「CONTINUE]と進みます。

Snapshotによって得られた条件より算出された「NIGHTトークン」数が表示されますので、確認後「NEXT」をクリックして次に進みます。

次に送信先のアドレスが表示されるので、そのまま「NEXT」へ進みます。

利用規約にチェック✅を入れて「NEXT」へ進む。

次に該当ウォレットへサインインします。「パスワード入力」➔「確認」と進みます。

正常にサインインできれば請求は完了です。

COMPLETE CLIM」をクリック

請求内容のサマリーはメモに残しておきましょう。

ADA保有者は、「YOROIウォレット」からの請求が最も簡単

YOROIウォレットから請求すれば3ステップで完了します!

❶「Airdrop」をクリック

❷NIGHTトークン数を確認し、問題なければチェック✅を入れて「CLAIM ALLOCATION

❸送信パスワードを入力して「SIGN MESSAGE

完了です!

将来性と市場の評価

Midnightは、以下のような期待を集めています。

  • 企業や組織がWeb3アプリケーションを導入する際の「プライバシー管理」に対応
  • Cardanoの堅牢なセキュリティ基盤を活かした次世代アーキテクチャ
  • 2025年後半以降、実用的なユースケース(医療・金融・政府系DAppなど)の登場が期待されている

現在は開発段階にありますが、Gate.ioなどで一部取引可能で、投資家や開発者からの注目が高まっています。

注意点とリスク

  • Midnight自体は合法なプロジェクトですが、将来の法規制によって使い方が制限される可能性があります
  • トークンの価格変動が激しいため、投資にはリスク管理が必須
  • 未知数の部分が多く、必ず公式ドキュメントや正規ルートから情報収集を行いましょう

まとめ

Midnightは、Cardanoを起点とした次世代ブロックチェーンプロジェクトとして、大きな可能性を秘めており、特にプライバシー・セキュリティ・規制対応が求められるDApps分野での展開が注目されています。

開発者や起業家にとっても大きなチャンスとなるかもしれません。

Mr.トレーダー
Mr.トレーダー

Airdropは、取引所に預けているものも対象なの?

Snapshotが取られた日時(2025年6月11日午前9時)に個人ウォレットに保持していた方が対象です。したがって、取引所に預けているコインは対象外となります。

でも、あきらめるのはまだ早いです。

2025.07.01 BITPOINTから以下のアナウンスがありました。

当社では、「Glacier Drop」に関し、日本国内のADA保有者やステーキング参加者の皆様が適切にエアドロップに参加できるよう、Midnightを開発チームと連携を図りつつ、エアドロップへの対応を前向きに検討しています。

Phase 2〜 もありますし、「FLR(フレア)のラップ及びデリゲート代行サービス」を行っているぐらいなので、Midnightのエアドロップへの対応も十分に期待できるのではないでしょうか。

口座開設はこちら↓

BITPOINT

誠ちゃん
誠ちゃん

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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