マイナンバーカードが2021年10月から健康保険証として使えるようになりました。
しかし、最近はマイナンバーカードへの風当たりが強いですね💦
「危ない!危ない!」とメディアが騒ぎ立てますが、中身はほとんどヒューマンエラーによるものであり、マイナンバーの技術的な問題が起因したものではないことを理解しておく必要があります。
とは言え、双方の名義が照合できないシステムになっていたのはいただけないですね💦
このことから、当初は銀行口座と紐づけることは想定していなかった?と思われます。3年前から始まったパンデミックをきっかけに、直接個人へ財政出動できる仕組みを後付けしたのでしょう。
本記事は、健康保険証としての便利機能を確認した上で、問題の本質がわかります。
「お薬手帳」という便利機能
病院に行くときは、健康保険証が必要ですが、併せて「お薬手帳」も持っていくと思います。
「お薬手帳」って、持っていくのをよく忘れませんか? 筆者はよく忘れます。^^;
でも、マイナンバーカードを健康保険証にしてしまえば、そんな心配はご無用!
過去に処方したお薬情報も記録されているためです。
顔認証が導入されているから、暗証番号を忘れたときも安心です。
でも、どのような薬剤が処方されたのかは、投与される側も把握しておきたいですよね。
痛み止めの薬を10日分入れておきますから、症状が酷いときはお使いください。
医療費は妥当な金額なんだろうか?
筆者は疑い深いので、医者の言うことは鵜呑みにせんバイ。^^;
このような場合、マイナンバーカードを健康保険証として使用していれば安心です。
マイナポータルから、いつでも、どこからでも調べられるからです。
パソコンで調べる
前準備として、マイナポータルの利用者登録を済ませておきます。
①マイナポータルへログインし、サービス一覧の「私の情報」をクリックする。
②「薬剤情報」をクリックする。
③「取得する情報」を選択し、表示するをクリックする。
④薬剤の詳細情報が表示されます。
アンドロイド(Android)で調べる
「パソコンで調べる」との違いは、ログイン方法のみです。
手持ちのスマホ(Android)で完結するので、こちらが便利ですよ。
手順は、マイナポータルに詳しく説明があるので、こちらを是非活用しましょう。
作業の流れは以下のとおりです。
アイフォン(iPhone)で調べる
アイフォン(iPhone)の場合も、ログイン方法が違うだけです。
作業の流れは以下のとおりです。
まとめ
スマートフォンを使うことで、手軽に「薬剤情報」を確認できることがわかりました。
しかし、それでもマイナンバーカードを読み込む手間は残っており、「いつでも、どこでも」確認できる環境までは至っていません。
この面倒さを解決してくれるのが、「マイナンバーカードのスマホへの搭載」です。その利便性については、こちらの記事↓を参照するとよくわかりますよ。
医療費を低く抑えるという意味でも、少しは薬の知識ぐらい身に着けておきたいものです。
マイナポータルでは、他にも年金見込額が確認できたり、所得税の明細を確認できたりします。
年一回程度は「わたしの情報」を確認するように心がけたいものですね。
但し、これらのメリットを生かすには大前提があります。
それは、プラットフォームとなる政府系クラウドが国内企業であることです。今の流れからすると米国大手になりそうですが、実はその程度の危機意識しかないこの国の行政(政治)が非常に心配になるのです。
個人に紐づいた薬剤情報が、海外クラウド(サーバーは国内にあっても外資企業という意味)に存在する状態が、将来どのような事態をもたらすかは大体想像できると思うのですが、、
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
マイナンバーカードが個人認証の基になるメリットとして、利便性が向上することは誰にもわかることですが、最大のメリットは、「不正利用の撲滅」にあるのは明らかです。なぜなら、今よりセキュアな環境で、個人と直接紐づくため、脱税や不正請求などは不可能になります。したがって、マイナンバーカードの普及は、「正直者がバカをみる」という理不尽な社会を是正していくきっかけになるのは間違いありません。