【Bluesky】ハンドルアップデート機能を使って独自ドメインのハンドルネームを作成する

この記事は約4分で読めます。

※この記事にはプロモーションが含まれています。

Blueskyは分散型SNSの中のひとつにすぎませんが、「AT Protocol」という独自のプロトコルにより、次世代インターネットの基盤技術となる可能性があることは以前の記事↓に書きました。

今回は、Blueskyの特長のひとつ、ハンドル・アップデート(Handle.Update)と呼ばれる機能についてです。

自分が持っている独自ドメインをハンドルネームに設定できるので、成りすまし防止などのセキュリティ対策としても有効です。

この記事を読めば、独自ドメインの「Bluesky」アカウントを作成できます。

ハンドルアップデートとは?

独自ドメイン(Custom Domains)と同等のものと考えて差し支えありません。

独自ドメインとは、無料サービスや無料ブログなどで配布されるドメインではなく、「自ら取得したドメイン」のことです。

わかりやすく言うと、ホームページのURLにある「○○.com」や「○○.co.jp」のことを指します。

この独自ドメインは、世界で唯一のものとなります。つまり、取得することで、そのサイトのオーナーであるということを言っているようなもので、大きなメリットです。

独自ドメインの取得がまだの方には、取得も更新も国内最安値の「Xserver Domain」がおすすめです。

独自ドメイン(ハンドルアップデート)に変更する方法

自分のDIDを把握する

Blueskyにすでにアカウントを持っていることが前提です。

まだアカウントを持っていない方は、こちらの記事(Blueskyの始め方)を参考にしてください。

DIDの調べ方

「設定」をクリック

「ハンドルを変更」をクリック

「自分のドメインを持っています」を選択してクリック

〉『DNSパネルがある場合』が選択されていることを確認します。

赤枠で囲まれた部分にある文字列が自分のDIDです。この文字列が後ほど使用する値となります。

DNSで設定するTXTレコードを作成

DNSとは?

先ほどの自分のDIDを把握した画面上で、DNSへ反映させる『TXTレコード』を作成します。

① 取得済の独自ドメイン名を入力します。入力した独自ドメイン名はホスト名(_atproto.*)に自動反映されます。

「ドメインの値をコピー」をクリックしてTXTレコードをクリップボードへコピーしておきます。

③ ここに表示された『TXTレコード』をDNSへ反映させることになります。

Blueskyでの確認作業はここまです。

ここからは、DNSサーバーでの作業になります。

DNSレコードを設定する

DNS??? そんな方はこちら  ★『DNS(Domain Name System)運用代行』を参照

以下は「Xserver レンタルサーバー」で行う設定例です。

  • ホスト名には、Bluesky上で作成したホスト名(_atproto.*)を入力
  • 種別は「TXT」を選択
  • 内容に「自分のDID」を入力 ※先ほどクリップボードにコピーしておいた「ドメインの値」をペースト

DNSレコードをVerifyする

DNSレコードの設定が完了したら、Blueskyの画面に戻り「Verify DNS Record」をクリックします。

認証に成功すると『ドメインを確認しました!』と表示されるので、最後に新ハンドル名に更新して完了です。

完了

以下のとおり、ハンドル名が独自ドメインに変わりました!

まとめ

以上のように、Blueskyのハンドル・アップデート(Handle.Update)を使えば、簡単に独自ドメインのSNSアカウントを手に入れることができます。

そのドメインが会社などのサイトと同じものであれば、そのオーナーであることを証明しているようなものですし、成りすまし防止にも繋がります。

今や当たり前になっている「中央集権型で運用されるクラウドコンピューティング、そこにはリスクが潜んでいることも認識しておく必要があります。

プラットフォーマーによる一極支配(情報統制)から逃れたい。そして、Web3という世界への期待。

その第一歩としての『Bluesky』は十分「あり」じゃないでしょうか。

誠ちゃん
誠ちゃん

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

error: Content is protected !!